正しい株の選び方

正しい株を選ぼうとしている男性の画像

いざ株を始めようと思ってもどの株を買っていいかわからない・・・そんな人が多いと思います。でもそれは当然です。株式市場には数千の株が出回っているからです。その中から自分に合った正しい株の選び方をしましょう。

少しでも自分が興味のある業界の株にしよう

株式を購入するなら、少しでも自分が興味のある業界の株にしましょう。単に会社名を知っているからというだけの理由であればさほど大きな意味はないかもしれませんが、仮にそうであったとしてもメリットはゼロではありません。
まず、自分が興味のある業界であれば、少なくとも他の業界よりは、あるいは特にその業界に興味のない他の人よりは、その業界のことを良く知っているでしょう。これは決して小さなことではありません。その業界ではどの会社が有望そうなのか、どの会社が次世代に受け入れられそうな技術、商品開発力を持っていそうか、どんな業界再編が起こりそうかといった点はどうでしょうか。海外に目を向けてみると、海外市場や海外の労働力との関係はどうか、世界を見渡して成長の機会はどこにありそうかといったことに関してはどうでしょう。
あるいは、そもそも業界全体としてどうなのでしょう。今後も成長が見込めそうな業界なのか、それとも他の業界の進出に押されて全体としてあまり成長が見込めない業界なのでしょうか、といったようなことです。もちろんこの他にも目の付け所は多くあるでしょう。
多少なりとも興味がある程度であれば、上に挙げたようなことの全てに自分なりの考え、自分なりの目の付け所があるとは限らないでしょう。別にそれでも構わないのです。最初に書いたように、他と比べるとより分かっているはずだからです。
株式を購入するのは、少なくともある程度中長期に保有することを考えている限り、結局は上に書いたような情報を自分なりに集め、総合的に判断することに他なりません。現時点である程度でも知っていること、そしてより重要なのが、好きこそ物の上手なれで、今後勉強するのも決して苦痛にはならないことなのです。

生活に関連した上がり下がりの少ない株を選ぼう

株式投資をしたいが、どんな株を選んだらよいのか分からない、短期で儲けようとはあまり思っていないので、上がり下がりの少ない株を選びたいと考えている人は多いでしょう。その場合、生活に関連したものを選ぶという方法があります。 日常生活に密着していて、景気のよいときも景気の悪いときも同じように消費する、需要があるという商品、サービスがあるでしょう。景気がよいからといって多く買うわけではないが、景気が悪いからといって消費を減らすにも限界があるというものです。
典型的な例としては、電気やガスといった生活インフラに関連する銘柄があります。景気が悪いと少しは節約せねばと思うでしょうが、限界があるでしょう。一方で、今年はボーナスが多かったから灯りを一つ多くつけ、夏の冷房は十分に効かそうなどと考える人はいないでしょうから、安定しているわけです。これに近いものとしては日常的に消費する食料品、衣料品など、いわゆる衣食住に関係するものが挙げられます。もちろん、食料品や衣料品でも、景気と連動するようなものもありますから注意は必要でしょう。
このような株式では、景気の変動に左右されにくく、上がり下がりが少ないです。配当金狙い、株主優待狙いということであればこのような銘柄を選ぶのも一つの方法で、例えば銀行の定期預金などにしておくよりはよほど利益が期待でき、リスクも限定的ということが言えるでしょう。
しかし、やはり企業である以上はリスクは皆無ではありません。値上がりが期待できないのに、なぜか下がることだけはあるというようなことのないように大局観だけは養っておく必要があります。具体例としては、例えば電力自由化といったことが挙げられるでしょう。

株を買うときは勘ではなく情報収集をちゃんとしよう

株式投資では、何よりも情報を持っていることが優位性を増します。投資で失敗する方は、勘で売買をしてしまう方が多いのです。
また、勘だけではなくても、これくらい下がったからそろそろ上がるだろうといった、中途半端な情報により売買してしまうのです。 例えば、年初来安値付近まで下がった場合には、そこから上がる可能性も高いですが、一気に安値を更新して大幅に下落してしまう可能性もあります。もちろん、情報収集して売買をしても判断を誤ることはありますが、情報を持っていることによって少しでも精度の高い判断を行うことが可能です。そして、想定とは異なる値動きをした場合でも、損切りなどの判断を的確に行うことが可能です。 この場合、勘を頼りに安値と思われるところで購入した場合には、多くの方が下がった値段で買い増しをしてしまいます。勘で購入しているために、また勘で対応してしまうのです。
情報収集には、様々な方法があります。経済新聞や経済紙を読むことも大切ですし、日々のニュースを積極的に集めることも良い方法です。また、株式投資には経済指標や経済対策が大きな影響を及ぼします。取引時間中に発表される経済指標などは、事前に発表時間と指標の種類を知ることができます。発表内容を事前に知ることはできませんが、過去の発表後の値動きを情報として得ていることで、大きく動くのかそれほど動かないのかを知ることができます。経済指標や経済対策の発表後には、それぞれ固有の値動きをすることが多いので、それらは非常に有効な情報です。この様に、情報を得ていくことによって勝ちやすく負けにくい株式投資を行うことができます。まずは、興味のある分野から情報収集を始められてはいかがでしょうか。